今日のお客様は、三重外湾漁協紀州支所・長島地区漁業権管理委員会委員長の
大倉浩之さんです。漁師になって38年、紀伊長島の海が仕事場。
一年中、漁に出ています。
伊勢えびは昼間じっとしていて夜、活動を始めます。
前日、海底に網を仕掛け、一晩おき、翌朝、その網を引きに行く。
ここ最近の水揚げは頭を抱えることも多くなりました。

今、大倉さんたちが取り組んでいることに浮き漁礁作りがあります。
人工的な漁礁を作って、長島港の沖に設置しています。
すると鰹やシイラなどの魚が集まり、水揚げ量も増えてきました。

漁師の高齢化や海水温の上昇など、漁業を取り巻く環境は問題がたくさんあります。しかし、力を合わせて今できることをやっています。

三重外湾漁協紀州支所・長島地区漁業権管理委員会委員長の大倉浩之さん