おわせむかい農園

7月16日

尾鷲市向井。
段々畑では夏の野菜が育っています。
今回は、『おわせむかい農園』の岡文彦さんと笠松千恵子さんがお客様。
鉢植えのブルーベリーは大きく育ち、実は赤から青、紫と色を変えていきます。

笠松 うちのブルーベリー園は、6月の初旬からオープンします。
そのオープンしたての時期が、早生タイプの実りが良いので、その頃が良いですね。
品種はたくさんあります。
『おわせむかい農園』では25品種のブルーベリーの栽培をしています。
一番育てやすく実りの多かったのは『オニール』と『レガシー』という品種。
ご家族やお友だち同士で来ていただいています。
ここの上に上がってもらうと、尾鷲が一望できます。
海が見えて、山が見えて、尾鷲のまちも見えて...というところですね。
そこでもオリーブの栽培や、甘夏みかんの栽培を行っています。

岡 早生のタイプは梅雨に入る前に仕上がってくるので、そこが一番良いかなと。
先日梅雨明けしたと言っていましたが、尾鷲は去年、4週間ほど降り続いた時がありました。
雨のときは収穫できないし、お客さんも入らないし。
晴れると身が割れてしまうとか。
今回は梅雨明けが早く、天気が続いていますが、それが良いのか悪いのか、正直わからない感じがあります。
普段は極端に雨が多い場所なので、そのあたりを考えないといけないかな、と思います。

岡 もともとここの生まれで、小学校のころから、ずっとここで走り回っていたこどもだったので、この場所にはとても馴染みがあります。
もちろん年配の方もそうですし、私の父母もそうですが、ずっとここで育ってきているので、ここに思いがあるのは確かです。
僕が小学校の頃に遊び回っていた風景をもう一度取り戻したいなというのが僕の思いであって、そのために何かをしようと、人が集まることをしようと思って、こういう場所をはじめました。

笠松 最初はみなさん、何ができるのかな、という感じで見ていてくれました。
最近は地元の方だけでなく県内や県外の方までが、この農園に来てくださるようになり、ここのコンテナやカフェスペースでドリンクなどを飲みに来てくださる方も増えてきました。
やはり、『農園』でというところに、みなさんから自然を感じながら過ごせる空間を求められていると思います。
どんどんたくさんの人に来てほしいです。

おわせむかい農園

s-7-16-3.jpgs-7-16-1.jpgs-7-16-6.jpg