南伊勢町観光協会

今年も内瀬(ないぜ)の群生地に、はまぼうの花が咲きました。
黄色の花は本格的な夏の到来を教えてくれます。
そんな日々の景色を皆さんに伝えているのが、『南伊勢町観光協会』の馬瀬貴穂さん。

南伊勢町は、東から西まで行くのに、車でも1時間以上かかるところです。
その場所その場所で雰囲気も眺めも全然違います。
海側というイメージなんですが、みかんなどの柑橘類もとても美味しいところです。
山には豊富な美味しい柑橘類、海には自然に採れる物も多く、また養殖も盛んです。
東から西に長いので、それぞれ違う文化もある、とてもおもしろい町だと思います。
『畦地』など、町民でも読めないような地名があったり、『釜』と付いているところは
落ち延びた平家の方たちが塩を作った場所と言われています。
『浦』は漁師さんがいる場所。
ですから『浦方』とか『釜方』とかの言い方があります。
海なのか山なのか、地名でそういう人たちがわかるというのが面白いですよね。

今年の10月1日、観光協会では『フィッシングスクールin 南伊勢2022』というイベントを行います。
来ていただいた方全員に、釣りの内容や危ない魚などの説明をします。
それから、見どころの一つとしての、船に乗ってのサビキ釣り体験をしてもらいます。
初心者でも参加していただけるよう、釣り振興会のベテランスタッフがみなさんのサポートうするために、一緒に船に乗り込みます。
今回は『釣りスクール』プラス『船釣り大会』という形を考えています。
サビキ釣りは、糸に針がいっぱい付いていて、イワシとか小さなアジを釣ります。
今度は竿にリールのついたもので、アジでも大きめなものとかになると思います。
初めての方は糸が絡まることもあるかと思いますが、そのあたりもスタッフがフォローしますので、みなさんには楽しんでもらえると思います。
この時期にはアジがよく上がるということを、釣り船会の方たちに研究してもらい、サビキ釣りをすることを決定しました。
楽しんでもらえることは間違いありません。

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