東海道47番目の宿場町 関宿。
江戸時代から明治期にかけての町家が並びます。
今回は『伊勢茶問屋 かねき伊藤彦市商店』の伊藤ちなみさんがお客様です。
150年以上前ですね。
1865年にお茶の商いをはじめました。
問屋としても大阪や日本茶専門店に卸をしています。
伊勢茶にこだわっているというよりも、この地でずっと商いをしているので。
伊勢茶があるから、ということで、伊勢茶を扱っています。
三重県はかなり昔から生産しておりますし、宇治茶の生産地として、宇治の近隣である三重県・滋賀県どれも良いお茶を作りまして、宇治茶として昔からみなさんの奥地に入っているはずです。
それだけ品質も良く、美味しいということで、たくさん出荷されています、今でも。
二度と同じ味のお茶には出会えないというくらい、お茶には多様性があります。
作り手や生産地、加工方法や、最終的に加工するお茶屋さんによっても味が違ってきますので、本当に多彩で無限だと思います。
自分の出会いになったお茶を、そのときだけの出会いと思って楽しんでいただけたら嬉しいです。