今週も、番組をお聴きいただきありがとうございました。
今週は、ラジオネーム ポケットティッシュさん からのご相談でした・・・
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先生、向原さん、いつも金曜日のラジオの時間が楽しみです。私には5歳の男の子がいます。
息子は、月曜日になると幼稚園に行きたくないと言い、毎回のように「お腹が痛い」「○○だから行けない」など、いろいろな理由をつけて休もうとします。
今は夏休みなので幼稚園はお休みですが、それでもリトミック教室に行くのが嫌で、行けない理由を一生懸命考えて言い訳をします。
ところが、幼稚園が始まるとリトミックについてはあまり「行きたくない」と言わなくなり、どういう気持ちなのかは分かりませんが、結局ちゃんと行っています。
「行きたくない」と言うたびに、本人の気持ちを聞いてあげた方がいいのかなと思う一方で、下の子どものこともあり、毎日忙しくて、なかなか息子にじっくり付き合ってあげることができません。
これは単純に甘えやイヤイヤの一種なのでしょうか。そのうち我慢していくようになるのでしょうか
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安藤先生からのアドバイスです
子どもが頑張るには、やっぱり「頑張る理由」が必要なんですよね。「ひとつ、ふたつ、みっつ......」と、「つ」が付く年齢。まだ小さな子どもたちにとって、その頑張る理由のひとつは、親の笑顔だったり、親に褒めてもらえることだったりするんです。
スポーツでもそうですよね。「どうして、そこまで頑張れるんだろう」と思うくらい一生懸命になれるのは、その傍らで見てくれている親が笑顔で喜んでくれる。その笑顔に出会えるから、頑張れるということもあるんです。そして、「つ」が取れる年齢になってくると、少しずつ頑張る理由も変わっていきます。「将来プロになりたい」「大会でベスト何位に入りたい」そんなふうに、目が家の外へ、社会へと向いていくんですね。
今回の5歳のお子さんは、まだ「五つ」。だからこそ、今は親の笑顔が、何より大きな頑張る理由なんだと思います。たとえば、リトミック教室に行きたくないと言ったとしても、親が必ず教室までついて行く必要はありません。送り出すときに、
「いってらっしゃい。楽しんできてね」と笑顔で送り、帰ってきたら、「どうだった? またお話聞かせてね」と、その日の出来事をたっぷり聞いてあげる。
「へえ、そうなんだ。すごいね」「そんなことしたの? 楽しかったね」
そんなふうに、子どもの話に興味を持って、笑顔で耳を傾けてあげる。
それだけでも子どもにとっては、
「行ったら、帰ってきてお母さんに話を聞いてもらえる」
「お母さんが喜んでくれる」
という、新しい頑張る理由になるんですよね。そして、少しずつ上手になって、先生に褒めてもらったり、友達ができたりすると、今度は「先生に褒められたい」「友達と一緒にやりたい」と、頑張る理由が少しずつ広がっていく。
親の笑顔を入り口にして、子どもの世界が少しずつ広がっていくんです。
だから、まだ「つ」の付く小さな子どもには、まず親が笑顔でいてあげること。
特別なことをしなくてもいい。一緒に行かなくてもいい。
ただ、送り出して、帰ってきたら話を聞いてあげる。
その笑顔と、「お話聞かせてね」というひと言が、子どもにとっては「また頑張ってみようかな」と思える力になるのかもしれません。
その時、その時の子どもにとって、何が頑張る理由になっているのか。
そんなことを心の片隅に置きながら、子どもと接してみるといいのではないでしょうか。
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