今週も、番組をお聴きいただきありがとうございました。
今週は、ラジオネーム ミルク氷さん からのご相談でした・・・
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先生、こんにちは。いつも先生の言葉に励まされています。私は小学3年生と5年生の男の子を育てている母です。
今年の夏休みは、子どもたちが「お父さんの実家のおばあちゃんのところで過ごしたい」と言うので、思い切って3週間預かってもらうことにしました。
県外の自然豊かな場所なので、家ではできないような体験をたくさんして、少しでも成長して帰ってきてくれたらうれしいなと思っています。
ただ一つ心配なのが、二人とも少しわがままなところがあることです。帰省するたびに、おばあちゃんに叱られると「もう帰りたい」と言い出すことがあるので、今回は3週間、本当に大丈夫かなと不安もあります。
もちろん、自分たちで「3週間行きたい」と決めたことなので、その気持ちは尊重して送り出したいと思っています。
出発する前に、子どもたちが「自分で決めたことだから最後まで頑張ろう」と覚悟を持てるような言葉をかけてあげたいのですが、どんな声かけがいいでしょうか。
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安藤先生からのアドバイスです
子どもを送り出す前から、「きっと大変なこともあるよ」「頑張るんだよ」と、不安を先に伝えすぎてしまうと、せっかくの学びや体験の場が、少しネガティブなイメージで始まってしまうことがあります。
まずは、「楽しんでおいで」と送り出してあげることが大切です。
「普段はできない経験をたくさんして、いろいろな人や景色に出会って、きっと大きく成長して帰ってくるね。お母さんは、その話を聞けるのを楽しみにしているよ。」
そんなふうに、期待や楽しみを伝えてあげることです。
そのうえで、「もちろん、すべてが思い通りにいくわけではないよ」と伝えるのも大切です。
「思うようにいかないことがあっても、おばあちゃんと協力しながら頑張るんだよ。自分たちで『3週間行きたい』と決めたんだから、その中で工夫したり乗り越えたりすることも、大切な経験になるよ。」
そして、もう一つ伝えておきたいことがあります。
「急に3週間一緒に過ごすことになれば、おばあちゃんだって戸惑ったり、大変だと感じたりすることがあるかもしれない。でも、おばあちゃんに感謝しているなら、たくさんお手伝いをしてあげよう。『ありがとう』という気持ちを行動で伝えて、おばあちゃんの笑顔をたくさん増やしてあげてね。」
そんなふうに、楽しみに送り出しながら、思い通りにならないことも成長の一つであること、そして相手への感謝と思いやりを伝えること。その3つを子どもに話してあげられると、とても良い時間につながるのではないでしょうか。
もう一つ、おすすめしたいのは、お母さんの思いを手紙にして、お子さん一人ひとりに渡してあげることです。
五年生のお子さんには五年生なりに、三年生のお子さんには三年生なりに伝えたいことを書いて、「楽しんでおいで」「おばあちゃんに感謝しようね」「困ったことがあっても協力して乗り越えようね」といった思いを、言葉にして届けてあげるのです。
そして、滞在中に電話をしたときには、「手紙、読んでくれた?」「お母さんが書いたこと、少しでもできてる?」と優しく声をかけてあげる。帰ってきたら、「手紙に書いてあったこと、どうだった?」「どんなことができた?」と聞いてあげる。そんなやり取りがあれば、お母さんの思いも流れてしまわず、子どもたちの心に残っていくでしょう。
ただ、あまり細かく管理するようになってしまうのは避けたいところです。
そこで、一冊の小さな日記帳を持たせてあげるのもいいと思います。
「せっかくの特別な三週間だから、一日一言でも二言でもいいから、その日にあったことを書いてごらん。おばあちゃんとの思い出を残しておくと、大きくなってからきっと宝物になるよ。」
そして、「今日はどんなことが楽しかった?」「今日はおばあちゃんをどんなふうに笑顔にできたかな?」そんなことを少し書いてみて、と伝えてあげるのです。
「お母さんは、その日記を読むのを楽しみに待っているね。帰ってきたら、思い出をたくさん聞かせてね。」
そんなふうに、子どもたちに小さな役割と楽しみを託して送り出せば、この三週間は、きっと家族みんなにとってかけがえのない思い出になるのではないでしょうか。
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