毎週金曜日 16:45~16:55 子育て、教育に関する保護者のみなさんからの悩みや質問に答え、アドバイスを送る相談室を設けます。 皆さんからの質問や感想などメールでどんどんお寄せください。また、タイムリーな安藤大作からのメッセージもお届けします。

高校3年生の大学受験対策 小論文と面接をどうしたらいいか

今週も、番組をお聴きいただきありがとうございました。
今週は、ラジオネーム らんママさん からのご相談でした・・

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先生こんにちは。高校3年生の子どもの大学受験について相談です。スポーツ選抜入試を受ける予定なのですが、大学受験に向けて、どうも本人のやる気が見えてきません。特に小論文については、試験に必要だと分かっているはずなのに、ほとんど何もしていない状態です。親の私自身大学入試についてあまり詳しくなく、最近になって急ピッチで調べたり勉強したりしています。スポーツ選抜ということで、競技の実績や面接だけでなく、小論文などの対策も必要だと思うのですが、何をどこまで準備したらいいのか、親としてもよく分かりません。    面接では、志望理由や大学で何をしたいのか、競技と勉強をどう両立していくのかなど、いろいろ聞かれると思いますが、本人に聞いても、まだ漠然としている感じです。
親が「もっとやらなきゃ」と焦ってしまって。。。
スポーツ選抜で大学を受験する場合、まず何から準備を始めたらいいのでしょうか?
小論文や面接について、家庭ではどのような対策をしておけばいいのか、また、本人のやる気が見えないときに、親はどのように声をかければいいのか教えていただきたいです。
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安藤先生からのアドバイスです                             
この時期、高校3年生のお子さんを持つご家庭では、大学受験に向けた準備について悩まれることも多いのではないでしょうか。大学入試では、受験方式によって小論文や面接の重要度が大きく異なります。小論文が参考程度に扱われる場合もあれば、合否を左右するほど配点が高い場合もあります。まずは、志望校の入試要項をしっかり確認し、小論文や面接がどの程度重視されているのかを把握しておくことが大切です。また、高校3年生にとっては初めての大学受験です。何をどのように準備すればよいのかわからず、「まだ大丈夫」「そのうち何とかなる」と考えてしまうお子さんも少なくありません。一方、親世代からすると、受験日から逆算して計画を立て、早めに準備を進めてほしいと感じるものです。今の時代は、困ったときに何とかなる環境も増えていますが、だからこそ、先を見通して準備することの大切さを実感しにくいのかもしれません。
ただ、「今から準備しないと大変なことになるよ」「あとで自分が困るよ」と伝えても、本人がその必要性を実感できなければ、なかなか行動にはつながりません。大切なのは、ただ準備を促すのではなく、本人が受験までの道のりを具体的にイメージし、自分で考えて動けるようにしていくことです。お子さんに準備を促すときは、ただ「大丈夫なの?」「ちゃんと準備しないと困るよ」と伝えるのではなく、具体的な質問を投げかけていくことが大切です。

例えば、「合格した後のことも考えておきたいから、大学生活について調べて、また教えてね」と伝えてみる。親にも入学後の生活や費用など、準備しなければならないことがあるからこそ、本人にも一緒に考えてもらうのです。
もし「大丈夫、大丈夫」と答えるのであれば、「どうして大丈夫だと思うの?」「どんな準備ができているの?」と、もう一歩踏み込んで聞いてみましょう。また、「学校の先生や塾の先生は何と言っているの?」と尋ねるのもよいでしょう。
問い詰めるのではなく、質問を通して本人に考えるきっかけをつくり、自分の状況を見つめ直してもらうことが大切です。

家庭で小論文や面接の専門的な対策をするのは難しいかもしれません。しかし、合格後の生活について話すことならできます。「大学に合格したら、住むところはどうしようか」「新しい生活には、どんな準備が必要かな」と、親子の会話の中に少しずつ織り交ぜていくのです。
そうすることで、大学生活が現実のものとして感じられ、そこにたどり着くためには入試に向けた準備が必要なのだと、本人も自然に意識するようになっていきます。

漠然と注意するのではなく、具体的な質問を通して、子ども自身が考え、行動するように促していく。そうした関わり方が、受験に向けた準備を進めるうえで大切なのではないでしょうか。
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