今週も、番組をお聴きいただきありがとうございました。
今週は、ラジオネーム ABCさん からのご相談でした・・・
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先生こんにちは。中学生の子供のことで相談です。うちの子は英語が苦手で「単語を覚えようとしても覚えられない」と言います。外国人の先生との英会話教室にも通っていますが楽しくないとも言います。苦手でしかも本人が楽しくないという英語ならいっそのこと英語は最低限にして、ほかの教科を頑張らせたほうがいいのかな・・・とも思います。
でもこれからの時代は英語ができて当たり前になっていくのでしょうか???
AIや翻訳技術もどんどん進化しているし、英語ができなくてもAIが助けてくれる時代になるのでは?と言う気持ちもあります。苦手で楽しくない英語を、これからどのように学ばせていけばいいのでしょうか。英語を無理に好きにさせる必要があるのか、それとも苦手でも最低限は身につけるという考えでいいのでしょうか?
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安藤先生からのアドバイスです
これからの時代は、「好きなことを見つけて、得意なことを伸ばす」という教育の方向へ進んでいくと言われています。
例えば、英語は苦手だけれど、数学は得意という場合。苦手な英語を無理に克服することばかり考えるのではなく、得意な数学をどんどん伸ばし、その力を社会の中で役立てていく。そして、英語が得意な人とつながり、苦手な部分は助けてもらえばいいわけです。
自分の得意なことで誰かを助け、苦手なことは得意な人に支えてもらう。お互いの力を持ち寄り、パズルのピースを組み合わせるように社会をつくっていく。そういう考え方が、これからは大切になってくるのでしょう。
そう考えると、苦手なことばかりに目を向けて、「何とかできるようにならなければ」と思い詰める必要はないのかもしれません。
ただ、現実にはまだそこまで教育が変わっているわけではありません。学校のテストや入学試験、義務教育の中では、苦手であっても最低限身につけておかなければならないことがあります。
今回のご相談でいえば、英単語がなかなか覚えられないことや、外国人の先生との英会話教室があまり楽しくないことなど、具体的な悩みがあります。
ですから、まずは苦手な英語をどうすれば少しでも取り組みやすくできるのか。無理に得意にしようとするのではなく、今感じている苦手意識をどう変えていくか。
人によって、英語の学び方には相性があります。単語を繰り返し覚えることが得意な人もいれば、まず文法を理解して、そこから自然に単語が身についていく人もいます。ですから、今の勉強方法が合っていないのであれば、塾を変えてみたり、教材を変えてみたりするのも一つの方法です。教え方や学び方を変えることで、これまで苦手だった単語も、意外と覚えられるようになるかもしれません。
もう一つ大切なのが、環境を変えてみることです。
例えば、外国人の先生との英会話教室が楽しくないと感じているのなら、本人にとっては、少しハードルが高い環境なのかもしれません。単語を覚えることも、「覚えなければならない」という雰囲気そのものが、負担になっている可能性もあります。
先生を変えてみる、違う場所で学んでみる、一緒に勉強する人を変えてみる。そんな小さな変化によって、英語に対するイメージが変わることもあります。「あれ、案外楽しいかも」「前より少し進めるようになったな」。そうした小さな気づきが、次への意欲につながっていくんですね。
大切なのは、最初につまずいたからといって、英語そのものを「自分には無理」と決めつけないことです。たまたま選んだ勉強方法や、そのときの先生、環境が自分に合わなかっただけかもしれません。
人と比べるのではなく、以前の自分と比べてみる。前はできなかったことが、少しでもできるようになったら、それを認めて、褒めて、励ましてあげる。その積み重ねが、本人の自信や学ぶ気持ちを少しずつ育てていきます。
まだ義務教育の途中であり、これから入試も控えています。だからこそ、苦手なものを無理に好きにさせようとするのではなく、学び方や環境など、アプローチの角度を変えてみる。そこから、前に進むきっかけを見つけていけるといいですね。
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