毎週金曜日 16:45~16:55 子育て、教育に関する保護者のみなさんからの悩みや質問に答え、アドバイスを送る相談室を設けます。 皆さんからの質問や感想などメールでどんどんお寄せください。また、タイムリーな安藤大作からのメッセージもお届けします。

小4の娘を両家のおばあちゃんが取り合いになっている状況でわがままになっています。私の言うことも聞かなくなってきました。困っています

今週も、番組をお聴きいただきありがとうございました。
今週は、ラジオネーム ミルクティさん からのご相談でした・・・

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安藤先生へ相談です。私は小学4年生の女の子のママです。娘は今、私の母と一緒に日本舞踊を習っています。また、主人の母の友人が開いているピアノ教室にも通っていて、ピアノの日は主人の母が娘を連れて行ってくれています。どちらの母も娘のことを本当に大切に思ってくれていて、いろいろしてくれることはとてもありがたいと思っています。
ただ最近、娘をどちらのおばあちゃんも「自分が一番かわいがりたい」という気持ちが強くなっているように感じます。
私の母が「次のお休みはデパートに行こう」と言えば、義理の母は「遊園地に行こう」と誘う......というように、娘を取り合っているような状況になることがあります。
この頃、娘は私の言うことをあまり聞かなくなり、おばあちゃんに物を買ってもらおうとか甘えようという行動が見えます。両家の母に甘やかさないようにとお願いしても、無理なことはわかりました。娘にはどのように話をしたらいいのでしょうか
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安藤先生からのアドバイスです

両家のお母さんが娘さんをいろいろなところへ連れて行ってくださるということでが、娘さん自身にも迷いや変化が出てくる時期ですから、親としてどう関わっていくか、考えることもあると思います。ただ、「あまり甘やかさないでください」とお願いするのは、なかなか難しいですよね。ですから、伝え方を少し変えてみてはいかがでしょうか。例えば、「いつもいろいろなところへ連れて行ってくれて、本当にありがとう。ただ、娘も小学4年生で、もうすぐ5年生になるので、これからは月に1回くらいにしてもらえるとありがたいです」というように、具体的な希望を伝えてみるんです。

それでも、なかなか状況が変わらないのであれば、今度はお母さん自身が少しずつ主導権を取り戻していくことが大切だと思います。
これまで両家のお母さんにお願いしていたことも、「ここは私がやりますね。また何かあったときには助けてください」と伝えて、お母さん自身が娘さんのために動く時間を増やしていくんです。

もちろん、両家のお母さんは敵ではありません。これまで支えてくださったことへの感謝の気持ちは、忘れないでほしいと思います。頼れる存在がいることは、とてもありがたいことですからね。

ただ、頼ることが楽だからといって、すべてをお任せするのではなく、親として自分が担う部分を少しずつ増やしていく。
「いつもありがとう。でも、ここは私がやりますね。また困ったときには助けてください」そんなふうに、感謝を伝えながら、少しずつ関わり方を変えていくことが大切なのではないでしょうか。

両家のお母さんとの関係を大切にしながらも、娘さんを育てていく中心は、やはりお母さん自身です。焦らず、少しずつ、お母さんが中心となって娘さんと向き合える環境をつくっていってほしいと思います。お母さんが主導権を握っていくということですが、そこでお嬢さんが「なんで最近はママなの?」「なんでおばあちゃんじゃないの?」と言うこともあるかもしれませんね。
ただ、小学4年生の娘さんも、本当は自分のママ、つまりお母さんと一緒に過ごしたいという気持ちを、しっかり持っていると思うんです。
もちろん、ママは忙しいからとか、おばあちゃんはこうしてくれる、ああしてくれるといった理由で、ついおばあちゃんの方がいいと思うこともあるでしょう。でも、何かを買ってもらえるとか、好きなものを食べさせてもらえるといったこととは別に、心の奥では、ママと過ごす時間を求めている部分もきっとあると思うんですよね。

ですから、もし「なんでママなの?」と言われたとしても、「ママはあなたのことが大好きだから、一緒にいたいんだよ」と、堂々と伝えてあげればいいと思います。お母さんとして、たっぷり愛情を注ぎながら、一緒に過ごす時間を大切にしていけばいいのではないでしょうか。
もう一つ、小学4年生という年齢を考えると、これから5年生、6年生と成長するにつれて、自分の意思もしっかりしてきます。友達と遊びたい、友達と出かけたいというように、少しずつ自分の世界が広がっていく時期でもありますよね。

そうなると、親や祖父母から少しずつ離れていくこともあると思います。大人としては寂しさもあるでしょうし、できれば一緒に過ごしたいという気持ちもあると思います。
でも、そんなときに大切なのは、本人が「友達と遊びたい」という自分の気持ちを、きちんと伝えられるようにしてあげることです。もし自分の希望を言えるのであれば、「そういうときは、ちゃんと伝えていいんだよ」と背中を押してあげる。

お母さんとの時間を大切にしながらも、娘さん自身の気持ちや成長に合わせて、少しずつ関わり方を変えていく。そういう流れで見守っていくといいのではないかなと思います。
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